建具の分類 その2


構造による分類

木製の建具 はその構造(製作方法)から

「ムク建具」「フラッシュ建具」に大別することができます。

 ム ク 建 具   材木を加工して縦や横の様々な部材を作り、それらの部材を釘などを一切 
 使用しないで組み立てた建具で、框戸(かまち戸)とも呼ばれます。

   →ムク建具のイラスト

 基本となる加工には「穴ホゾ」と「組手(くで)」の2種類がありますが、その奥義 
 は非常に深く、まさに「技能の世界」というべき多種多様な加工技術が存在します。
 基本構造は至ってシンプルですが、部材の寸法や形状などによって、頑丈なもの 
 から繊細なものまで無限大の可能性を秘めた建具です。
 技術に興味がある方は こちら で木製ムクドアの製造工程がご覧になれます。
 フラッシュ建具   角棒のような木材を使用した骨組みに、合板(ベニヤ板)を貼った構造の建具。

   →フラッシュドアのイラスト

 貼りものというと安っぽいイメージを抱く方もいらっしゃるかと思いますが、今日の
 フラッシュ建具は技術、デザイン共に大変な発達を遂げ、一般的な住宅をはじめ 
 すべての建具の中で最も使用頻度が高いものになっています。
 実際、どう見てもムク建具にしか見えないものや、ムク建具では絶対にできない
 独創的なデザインのドアなど非常に自由度の高い建具です。

   →えっ!これがフラッシュドア?  


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